なぜ完全予約制なのですか?

当院では、皆様をお待たせしないことをモットーの一つとしております。
また、良い治療を行うためには、治療時間の確保がどうしても必要であるとも考えております。

その2つの目的を実現し、それぞれの患者さんの治療の万全を期すため、完全予約制というシステムを取らせていただいております。

ただし、急なお痛みや、詰め物が取れてしまったなどの緊急の場合、応急処置だけでも当日中に対応させていただきます。

初めてでも、予約しなければならないのでしょうか?

お手数ですが来院前にご連絡をお願いいたしております。

よく「完全予約制」と「新患随時受付」を、両方一緒に標榜している医院を見かけますが、矛盾しているように思われます。
もし皆さんがお忙しい時間をやりくりして予約を取り、時間通りに来院したのに、急な飛び込み患者さんために、自分の治療時間が少なくなってしまったら、予約の意味が無いのでは?

初めての方で、応急処置が必要な場合、当日中にお時間を作るようにいたしますが、まずお電話で来院時間をご相談ください。慌しく拝見したり、待合室で長くお待たせするより、きちんとお時間をとった治療のほうが、患者さんのためにもよろしいかと存じます。
もちろんご希望のお時間に予約の患者さんがいらっしゃらなければ、すぐに拝見することができます。

通院時間や回数に制約があるのですが?

初診時に、その旨をお伝えください。

海外赴任など、どうしても期日が限られる場合、できるだけ皆様のご希望に添えるよう、必要であれば修復物を作製する技工士とも相談し、効率的な治療計画を立てさせていただきます。

集中的に治療を進めたい場合、患者さんが、お口を開けているのが苦痛でなければ、一日2~4時間といった長時間のご予約も可能です。

保険診療と自費診療はどこが違うのでしょう?

日本の国民皆保険制度は皆が公平、平等に医療を受けられるという優れた制度ではありますが、複雑な決まり事や一律の制約も多く、皆様にとってそれがベストの診療でなかったとしても、規則に則って診療を進めねばなりません。

また基本的に疾病保険ですので、予防処置、先進的な治療、審美性・快適性を求める治療は対象外となります。さらに技工所に作製を依頼するような処置では、一律に決められた保険給付内での作製では、おのずとコスト面での制約が生じ、自費診療での技工物とでは大きな違いが生じます。

当院では、健康保険で十分、カバーできると思われる場合は極力、保険診療を行い、差異があると思われる場合には、違いをきちんとご説明の上、選択していただいて診療を進めて参ります。

私たちは歯科の専門家として、治療の説明はさせていただきますが、治療の選択権は、患者さんご自身にあるからです。

治療費の分割払いはできますか?

保険適用外の自費治療につきましては、各種クレジットカードのご利用や、簡単な手続きでご利用いただける分割払い制度(デンタルローン)をご案内しております。

健康保険治療に関しましては、窓口で現金でお支払いただくようになります。

医療費の控除が受けられると聞いたのですが?

年間、一世帯当り10万円以上の医療費を払った場合、医療費控除が適用され、確定申告すれば、税金の還付が受けられます。健康保険・自費診療ともに、歯の治療費は、ほとんどが控除の対象になります。