私たちが選ばれている理由

スペシャリストによるチーム医療体制

写真インプラント治療の成功のためには、優れたハードウェアとソフトウェアが必要です。ハードウェアとはインプラント材料のことで、これについては後述のブローネマルク・システムを採用しています。また、ソフトウェアとは、このインプラント材料を生体内に入れていく手術や、全身管理にあたる専門歯科医チームと、土台となるインプランの上に最終的な上部構造 (人工歯)を作製する歯科技工士に相当します。

当院では、

  • 手術を行う執刀医
  • サポートする介助医
  • 術中の全身管理を行う歯科麻酔医
  • 術前・術後の口腔内の管理を行う歯科衛生士
  • 上部構造を作製する歯科技工士

の各自がそれぞれの分野におけるスペシャリストであり、それらの高い技能を結集し、一人の患者さんのためにチームを組んで皆様の治療にあたっていきます。また、インプラント専用手術室を完備し、徹底した衛生管理を行っております。

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世界標準のインプラント材料

写真生体内に入れるインプラント材料には、人工臓器としての高い生体親和性、安全性が要求されます。 治療の成功を最優先する当院がブローネマルク・システムにこだわるのは、高価ではあるが、豊富なデータに裏付けられた実績と信頼できる世界標準インプラントであるからです。

1965年、ブローネマルク教授は、長年にわたる骨結合の研究を経て、初めて歯科分野でインプラント治療を開始しました。この最初の患者さんは、お亡くなりになるまで40年以上にわたりインプラントを使用していました。ブローネマルク・システムと呼ばれるこの療法は、現在では世界70カ国以上で人々の治療に役立てられています。
ブローネマルク・システムは、原則に従って適切に行われたならば、極めて高い成功率を示すことが実証されており、世界的に安全が認められたシステムです。今日では多種多様のインプラントが開発されていますが、その多くがこのブローネマルク・システムの概念に従ったものです。

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国内トップレベルの歯科技工技術

写真手術にばかり目が行きがちなインプラント治療ですが、最終的に、きちんとした上部構造(人工歯)が装着されて、はじめてしっかりと噛めるようになります。
埋め込まれたインプラントの上に固定される上部構造は、天然歯の上に装着されるブリッジなどの人工歯とは全く異なり、その作製には専門性が極めて高い特殊な歯科技工技術が要求されます。精度の低い上部構造はインプラント本体の破折など、治療の失敗につながる可能性があります。

当院では日本でのインプラント技工の第一人者である山口芳正氏に作製を依頼しています。優れた技術に見合う技工料はかかりますが、治療の成功には代えられません。また万一、装着後のトラブルがあった場合にも、容易に対応できるよう作製されております。
昨今、コスト削減と患者さんの通院回数を減らすため、作製途中のステップを簡略化した上部構造を装着する例が散見されます。これは治療期間の短縮と引き換えに、万一のトラブルへの備えがおろそかにされることを意味しており、結果として、患者さんご自身のインプラント装着後のリスクを増大させることになります。

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入念な工程による上部構造の作製

写真二次手術後、いきなり最終的な上部構造(人工歯)を作製するのではなく、手術後の歯肉が安定するまで仮歯を作ってお使いいただきます。患者さんから仮歯の形のご希望や、使い勝手などについてご意見を頂き、歯科技工士も交えて検討します。この間に得られた情報は、最終的な上部構造の作製に反映させていきます。その分、多少時間はかかりますが、一生使う歯を作るのですから、後悔しないよう、最高の結果を得るために時間をかけることをご容赦ください。

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一生涯の安心

写真装着された上部構造は、ご自身の歯と同様に、経年劣化していきます。また、長くお使いいただく間には、お口の中の状況や、患者さんを取り巻く生活環境の変化等が生じる可能性もあります。当院ではさまざまな状況に対応できるよう、迅速な対処ができる体制を整えております。

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インプラント専門医の治療

学会認定の指導医の資格が意味するもの

写真インプラント治療の急速な普及に伴い、”インプラント”と名のつく学会が国内に多数存在しております。その中で唯一、日本歯科医学会から公認されている学会が日本口腔インプラント学会です。歯科医師であれば、無条件で学会員となることができ、いまや会員数が1万人を超える日本最大の歯科の学会となりました。当院長は、この学会より専門医・指導医の両資格の認定を受けております。

専門医および指導医の細則については専門的になりますので省略させていただきますが、専門医の資格は学会の審査基準を満たし、試験に合格し、さらに指導医2名の推薦があって得られる資格です。
また、指導医の資格とは、専門医の上級資格であり、専門医を含む歯科医師の指導のために講義をすることを許可された資格です。
これらの資格は取得後も5年毎の更新制で、知識と技術の向上を目指し、たゆまぬ努力と実績が無ければ維持できないシステムとなっています。

平成29年4月現在、専門医の資格を持つ歯科医師は東京都内で約140名おります。
また、専門医・指導医の両資格を持つ歯科医師は23名で、そのうち、教授などの歯科大学関係者を除き、開業医はわずか9名のみ、そして当院長はそのうちの1名です。

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経験と実績

写真外科処置を要するインプラント治療には、術者である歯科医師の高い技能が要求されます。
日本における近代的なインプラント治療は、当院長の母校である東京歯科大学が1983年、スウェーデン、イエテボリ大学のブローネマルク教授を招いて行われた手術が初めてでした。当院長はその際のチームメンバーであり、以来、30年以上にわたりインプラントの専門医として診療・研究に携わって参りました。
これまでに専門誌への掲載論文20編以上、学会発表50回以上という業績があります。インプラント埋入症例数は、平成26年1月現在で3000本を超え、最も長い治療症例の患者さんは、25年以上インプラントを快適にお使いになっていらっしゃいます。また、診療の傍ら、現在も大学で非常勤講師として後進の指導に当たっております。
院長自身はイエテボリ大学でブローネマルク・システム専門医の認証を受けておりますが、その後、日本でも同じ認証が受けられるよう、スウェーデン人講師を招聘してのトレーニングコースで、アシスタントを務めてまいりました。この講習会参加をきっかけに、ご自身でインプラント治療を開始された先生方も数多くいらっしゃいます。

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ドクターからの厚い信頼

写真当院はインプラント治療に関し、雑誌・新聞・インターネット・看板など、有料広告を一切出しておりません。 “歯科の実力”などの雑誌で当院が取り上げられているのは雑誌社独自の公平な調査によるものです。
当院のインプラント患者さんの殆どは、当院でインプラント治療を受けられた患者さんのご紹介か、ご自分の医院ではインプラント治療をなさらない、他院の先生方からのご紹介です。 また、ご自身でインプラント治療をされる先生でも、難症例かな?と思われる場合、ご紹介を頂くこともあります。また、先生ご自身のインプラント治療についてのご相談を受けることもあります。

このように、同業の先生方からご自身の治療や、また、ご自分の大切な患者さんをお任せいただけるのは、当院のインプラント治療技術を信頼してくださっている何よりの証と有難く、身の引きしまる思いで診療にあたっております。

治療費について

オーダーメイドの医療

写真インプラント治療は外科手術を伴いますので、100パーセントの成功率が保証されるものではありません。 それでも患者さんが術者である私を信頼してくださり、その治療を選択された場合、治療の成功のため、最高の医療を行いたいと思うのは歯科医師として当然のことです。
患者さんの安全を確保しながら、治療を成功させるという目的のため、高い技術を有する歯科医師・歯科技工士の集団が、すぐれた品質の材料を用い、十分な時間をかけながら、確実なステップを踏んでいくという当院のシステムでは、ある程度の時間と費用がかかります。

インプラント治療を標榜する歯科医院の増加に伴い、昨今、その治療費において価格競争の様相を呈しております。しかしながら、歯科医療全般に当てはまることですが、インプラント治療は品物を売っているわけではありません。
全く同じ品物であれば、安い店のほうがお買い得なのは当然ですが、インプラント治療が、体の中に人工歯根という異物を入れていくというオーダーメイドの外科治療であることを十分に認識していただいた上で、ご自分の体を託す先生をお決め頂きたいと存じます。

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治療費について

ご相談後時に患者さんのご希望とお口の中の状況を確認したうえ、必要なインプラント本数など、具体的な治療計画と治療費のお見積りを提示させていただきます。

治療費についてはこちらをご参照ください。