インプラント治療の術後10年以上が経過しても「失った歯が戻ってきた喜び」や「噛んで食べる幸せ」を、患者さんとともに守り続けていられることは私たちにとって誇りであり、大きな喜びです。

定期検診

インプラントのクリーニングは、特殊な器具を用いて行われます。
当院の歯科衛生士は、トレーニングを受け、技術を習得した歯科衛生士です。
どうぞ安心してお任せ下さい。

目指すものは患者さんの「継続した幸せ」

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インプラント治療が普及してきた現在、患者さんのご希望に迎合するかのようにインプラント治療の容易さ・早さばかりが強調されているような気がします。確かに治療期間が短いことはご多忙な皆様にとっては重要なポイントだと思います。また、医療機関側としてもコストの削減につながります。
ですが、私たちが目指すものは、目先の治療の快適さではなく、お一人おひとりの患者さんが歯を失う以前の活力ある日々を取り戻し、インプラントが入っていることを忘れてしまうような継続的な幸せを得ていただくことです。私たちは患者さんの生涯を通じ、お口の健康を守るパートナーとして、安心して通って頂けるよう「継続した幸せ」のため、最大限の努力を続けております。

数年前、当院でのインプラント治療が終了し、10年以上経過した患者さんに、無記名でのアンケートをお願いしたことがあります。
その際、お答えのなかで特に印象的だったのは、90パーセント以上の患者さんが、「治療費については、その当時は高額だと思ったが、長期間にわたる使い心地に満足しており、もしこれから他の歯がだめになったら、またインプラントにしたい。」とお答えになったことでした。
もちろんリップサービスもあるでしょうし、ご回答をそのままに受け取ることはできませんが、それでも当院でインプラント治療を受けた皆さま方が、その結果に満足していただいているということは、私どもにとって、何よりの励みとなりました。少なくともインプラントにして後悔しているというご意見はありませんでした。

術後10年以上経過しても「食べる幸せ」や「失った歯が戻ってくる喜び」を患者さんと共に守り続けていられることは、私たちにとって大きな喜びです。

定期検診の重要性

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インプラント治療は失われた歯を取り戻す極めて有効な治療方法ですが、治療終了後、そのままで一生涯、お口の健康が約束されるものではありません。
上部構造(人工歯)が装着されインプラント治療が完了したら、そこからは、患者さんご自身によるメンテナンスはもちろんのこと、それに加えて歯科医院でのメンテナンスの良し悪しが、いかに長く、快適にインプラントをお使いいただけるかのポイントになります。

当院のインプラント治療は、長期間、お使いいただくことを大前提としておりますが、その間には上部構造の材質の劣化、またインプラント以外のご自分のお口のなかの変化により、インプラント自体に問題がなくとも噛み合わせ等が変わり、インプラントに問題を引き起こすことがあります。
また、インプラントの場合、細菌感染に対する防御機構が天然歯と異なるため、一度感染すると感染が早く進行します。これには自覚症状がないため、ある程度進行した状態になるまで、患者さんご自身が気付かないこともあります。

インプラントの装着後は、その快適さにインプラントが入っていることを忘れてしまうとおっしゃる患者さんも多いのですが、快適さを持続させるためには定期的なチェックがどうしても必要になります。
インプラント部のクリーニングには特別な器具を用い、インプラントを傷つけないよう、注意深く行う必要があります。定期検診を担当する当院の歯科衛生士は、トレーニングを受けた熟練した歯科衛生士です。どうぞ安心してお任せください。

私たちの約束ー万全の保障

長くお使いいただく間に、人工歯の破損もあり得ます。
当院では設立以来、全てのインプラント患者さんの模型と仮歯を院内に保管しており、万が一の場合でも迅速な対応が可能です。

破折の場合には

長くお使いいただく間に、人工歯が破損する事があり得ます

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歯は毎日、お食事のたびにお使いになるものですから、長い間には埋め込まれたインプラントやご自身の骨の状態に問題が無くとも、インプラントの上部構造(人工歯)のセラミックなどが破損することも有り得ます。テレビや洗濯機のような家電製品が壊れてしまうのと同じです。
上部構造が破損した場合、口腔内での直接修理が可能な場合は1回の通院ですみますが、状況によっては、上部構造をお預かりし、作製した技工所に修理を依頼する場合もあります。
その際、歯が無い状態でお帰りいただくのは患者さんにとって大変ご不便ですので、以前に作製した仮歯を装着してお帰り頂くことができます。

当院ではすぐに装着できる「安心と体制」を半永久的に保存しています

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当院では設立以来、全てのインプラント患者さんの作業模型と仮歯を院内に保管しております。
万一の場合でも、お越しいただければすぐに保存してある仮歯を装着することができ、また、模型もありますので、改めて型を取る必要も無く、技工所での修理も容易です。仮歯でお過ごしいただく期間も短いので患者さんのご不自由は最小限で済みます。
ご家族から患者さんの訃報を頂戴し、作業模型と仮歯を処分したこともあります。ご家族から「最期まで良く噛めて、先生、本当にありがとうございました。」と感謝の言葉を頂戴し、胸が熱くなりました。 年々増加する仮歯と模型の保存場所の確保に苦労はしておりますが、インプラント治療を受けた患者さん方のご安心のため、これからもこのシステムを変えることはありません。

通院出来なくなった場合でも

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転勤や転居などで当院に通院が難しくなってしまった場合、患者さんの通院できる範囲で信頼のおけるインプラント専門医を紹介させていただきます。
手術の記録も全て保存しておりますので、ご希望の患者さんには使用した部品の番号をお伝えすることができます。皆様が世界中、どこに行かれても、世界標準であるブローネマルク・システムを採用している歯科医院であれば、部品の交換・修理などスムーズに対応していただけると存じます。
通院ができなくなった場合や、患者さんご自身での口腔内の清掃が困難になった場合など、ご希望によりインプラントの上部構造を外し、着脱可能な義歯を装着する事も可能です。加齢や環境の変化など、患者さんのその時々の快適性を最優先し、柔軟に治療に対応させていただいております。

保証について

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治療には万全を尽くしておりますが、万一、破損などの不都合が生じた場合、上部構造(人工歯)につきましては10年間の保証をさせていただきます。装着後5年以内の破損は無償で、その後、10年までは、技工料のみで対応させていただきます。
ただし、インプラントの清掃不良や歯ぎしり、天然歯でも欠けてしまうような硬いものを噛んでしまったなど、患者さんご自身に起因する破損につきましては責任を負いかねますので、ご了承頂きたく存じます。また、この保証は、患者さんの状況にあわせ、期間を定めております定期検診に応じていただいていることが前提となります。

信頼のパートナー

代診の勤務医や外部からの出張医ではなく、インプラント専門医である院長自らが、治療開始前のご相談から定期診査まで全てを担当いたします。

かけがえのない安心を

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インプラント治療には時間と費用がかかります。治療を受けられた皆さまが、長く快適にインプラントをお使いになりたいと思われるのは当然のことです。そのためには、定期的に歯科医師によるチェックを受けていただくことがポイントになりますので、治療を行った歯科医師とは、長いお付き合いになると思われます。

ですが、定期検診や、また、万一壊れてしまった場合など、久しぶりに来院したら、今まで担当していた歯科医師がいなくなっていたとしたら、ご不安ではないでしょうか。
実際、複数の歯科医師が勤務する大規模な歯科医院、また、教育・研究を目的とする大学病院の場合などでは、担当医が替わることはよくあることです。

当院ではクリニックの規模を、院長が全てに目の届く範囲にとどめておりますので、代診の勤務医や外部からの出張医ではなく、インプラント専門医である院長自らが、治療開始前のご相談から定期診査まで全てを担当します。また、インプラント患者さんの資料・仮歯など、すべて院内に保存されております。
万一の場合でも、各患者さんの状況を把握している院長が常に院内におり、お越しいただければ迅速な対応が可能です。担当医が変ることへのご心配は無用です。安心してアフターケアをお任せください。

大学病院時代から拝見しているインプラント患者さん方とは20年以上のおつきあいにもなり、定期検診に、遠方からお越しになるある患者さんで「先生の顔を見ると、安心するの。顔を見ないと安心できないのよ。」とおっしゃる方がいらっしゃいます。患者さんがお元気で、長く、快適にインプラントをお使いいただいて安心するのは治療させていただいた私たちのほうなのですが、患者さんからこのようなお言葉を頂戴すると、本当に「歯科医師冥利に尽きる」の一言です。
私たちを信頼してくださり、治療を受けていただいた患者さんと、歯の健康を守るパートナーとして、長く良いお付き合いができることに、医療に携わるものとしての大きな喜びとやりがいを感じております